命の灯2

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とうとうプーコの命の灯が消え逝ってしまいました。
プーコが倒れて半昏睡状態となってから丸3週間目。
長い長いプーコの戦いが終わり静かに逝ってしまいました。
本当にその肉体の燃え尽きるまで生ききりました。

抱きかかえても意識もなく動かないような状態になり、これは救えない状況だと判断しました。
疝痛の馬の治療に来ていた獣医さんにも診てもらいましたが、心不全の状態で非常に衰弱しているのでしだいに本当の昏睡状態になるだろう、とのことでした。
疝痛で苦しんでいる馬には治療が必要でしたが、プーコは神に任せるしかないと思いました。

それから、時には意識が戻りフラフラ歩いたり、倒れたりを繰り返しながら時が過ぎていきました。
死んだように静かに眠っている姿を見て、毎晩、もう起きなくてもいいから・・・
とやせ細った体を撫ぜてやりました。
でも、朝になって静かに息をして横たわっている姿をみるとやはりホッとしたものでした。

プーコはこの牧場に来てすぐに生まれた犬でした。
3匹生まれ、一匹は貰われ、残った姉妹と母犬の3匹で長く暮らしました。
犬本来の性質を強く持っていて姉妹でも人を頂点にした序列関係に厳しく2頭いっしょに綱をつけて引くと大喧嘩になりました。
ペロという姉妹犬を可愛がると飛んできて追い散らしました。
でも仲が悪かったわけではないのです。犬社会の規律に従っているのであってそういう行動をみるたびに面白いなあ、と思っていました。

でも人に対しては絶対服従ですぐに腹をだして寝転びました。
馬に乗りに来る子供達にもやさしくみんなにかわいがってもらいました。

ペロと野山を駆け回って時にはタヌキやキジを捕ってきたこともあります。
牧用犬よろしく放牧している馬のシッポに噛み付いてぶらさがっていたこともあったなあ・・・
そんな元気なプーコも3年前、ペロが突然いなくなってから急激に老けていったように思います。

15年前のちょうど今頃、小さなコロコロした子犬だったプーコ。
母さん犬より早く逝ってしまったよ。
がんばったね、ありがとう。
安らかに・・・

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この記事へのコメント

ふぁるこ
2008年08月02日 23:42
逝ってしまったのですね…
プーコちゃんの具合が悪くなってから、こちらのブログを見るのが怖かった…
でも奇跡的に元気を取り戻した、なんてことにはならないだろうか?とも思ったりもして。
今頃はペロちゃんと駆け回っているかもしれませんね。

私たちが車で牧場に入って行った時、真っ直ぐに歩いて来たプーコちゃんと小屋の前にジッと立っていたお母さんの姿が目に焼き付いています。

プーコちゃん、安らかに…
パカ子
2008年08月03日 18:27
ふぁるこさんが来厩されたころからぐっと弱ってきていたようです。私もこのままずっと生き続けるのではないか?などと思ってしまいました。が、すべての生きているものの辿る道は避けることはできませんでした。
今朝、先に旅立った者たちが眠る場所に葬りました。
でも、どこからかトコトコ出てくるような気がします。
80yukiko
2008年08月03日 21:55
そうでしたか、天に召されて行かれましたか。
プーコちゃん、ありがとう。
そして、どうぞ安らかに・・・。
ヒロ
2008年08月04日 15:29
プーコちゃん、旅立っていったんですね。
うちのヒロとは会ったんでしょうか。
お互い老犬として最後まで行ききり、その生命力のたくましさに不死身を想像させたその勇姿に敬意を表したいです。よくがんばったね!どうぞ安らかに
ユキのお母さん
2008年08月04日 15:42
 お邪魔したとき私は自分のことで精一杯でプーコちゃんに心をむけることができませんでした、ごめんなさい。 生きるものに必ず死がおとずれるとすれば、プーコちゃんにとっては幸せな逝きかただったとおもいます。 私は仕事上もう何人もの人を看取ってきましたが、自然に逝くということは苦しむことはなく、枯れて枯れて逝くんですね、充分に生ききって納得して逝くということが伝わってきます。 やんちゃなプーコちゃんも犬道を生ききったとおもいます。
パカ子
2008年08月04日 19:09
80さん、ヒロさん、ユキのお母さん、本当に私達の予想を超えてのがんばりに途中どうしたものか?と悩むこともありました。
小さない命ははかなくもあり、強靭でもあり、生きようと最後まで戦い続けておりました。色々考えさせられた3週間でした。

風花
2008年08月05日 13:23
3週間の命との戦いに遂にピリオドを打つ時が訪れ
てしまったんですね・・・
この間のパカ子さん達の心中、本当に複雑なもので
あったこと、お察しします。
最後の灯が消えるまで、みんなに見守られて旅立っ
ていったプ-ちゃんは幸せでしたね・・・

娘たちに先立たれた、母さんのロッキ-の心境や
いかなるものなのでしょうか?




Y・マダムスの1
2008年08月05日 13:49
ご無沙汰しております
ブログを拝見するたび祈る思いでした
プーちゃんのこと・・・残念です
いつか、お邪魔した時にプーちゃんの
姿が見れないのは辛いです。
今、平成18年に頂いた年賀状を
ながめています。
プーちゃんとペロちゃんが寄り添って
とってもいい顔をしていますね
又、素晴らしいご家族の記念写真です
愛情一杯で見守られ育った17年でしたね
心からご冥福をお祈りします
ma
2008年08月05日 14:13
1日に会えたから…涙がとまりません たくさん満たしてもらったから…。淋しくなります。
パカ子
2008年08月05日 21:52
風花さん、Y・マダムスの1さん、maさん、みなさんとお会いできてきっとプーも楽しい思い出がいっぱいあったのだと思います。かわいがってくださってありがとうございました。
いつもmaさんの車が来るとすっごく喜んでましたっけ・・・
残る母犬も、足腰弱っており、たいへんになってきました。老犬介護が続きそうです。といっても何もしてやれないのですが・・・

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