イベントと再会

ゴールデンウィーク2日目の29日、牧場ではツリークライミングクラブやまねっこさん主催のツリークライミング体験会が行われました。
牧草地にある大きなコナラの木にロープをかけて簡単なロープワークをマスターすればどなたでも安全に登れちゃう、とっても楽しいクライミングです。
私も昨年体験させていただきましたよ~

せっかくいろいろなお客様が来られるのなら、と
下界では我家の凛ちゃんが馬車を曳きました。

そして昨年までパカポコクラブに参加されていたけれど転勤で大阪へ行かれたゆうたろう君ご一家が岩手へ里帰りされる道中に立ち寄ってくださいました。
一年ぶりの再会、ゆうたろう君の元気さと成長ぶりに嬉しい気持ちでいっぱいでした。
馬車にも乗って、ユキにも乗って、そしてご両親はツリークライミングにも挑戦!
楽しんでくださって本当によかった!

ガタゴト馬車でいつも乗馬した園路を回ります!
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晴れ上がった夏日、牧草地の上、そして大木の上からの眺めは最高だったようです。
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腕がパンパン! と言いながらも楽しんでくださいました。
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ゆうたろう君は、牧草地でいろんな草や花を見つけたり、ゴロゴロしたり。
大阪ではこんな草っぱらはないものね。
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こうしてまた馬っこたちや牧場を懐かしんで来てくださること、本当にうれしい事です。
田舎の親戚の家、感覚でまた遊びにきてくださいね!

サクラと泥んこと

山桜が満開の牧場です。
この桜の季節、お天気が悪かったり寒かったりが続いていました。
でもようやく2日続きの雨の後、今日は気持ちよく晴れ上がりました。

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牧場から見える里山も桜色と萌黄色。
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そして、馬っこたちは雨上がりの楽しみ、泥んこ遊びに夢中であります・・・
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新入りのケン爺様も長い冬毛にしっかりと泥んこパック。
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反対側もね!
と両面を3セットも! 満足そうなお顔でございます。
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そして行き交う泥んこ馬っこたち・・・・
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何か文句ありますか~?
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ほとんど枯れている桜の古木。
痛々しい姿ですが今年も一枝小さな花を咲かせてくれました。
生きているんだぞ~とばかりに。
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よろしく!

15日、青森県弘前市から弘前大学馬術部を引退したケンことシルバートップ号が仲間入りしました。
かわってボンことワードイズボンド号が弘大へ入厩しました。

3日目の今日、皆と一緒の馬場へ放牧しました。
寒い青森から来たケンはアルパカのような冬毛をさっそく泥んこにしております。
28歳の体はすっかり背中も下がっておりますが、足元はまだ思ったよりしっかりしているようです。
ただ、やはり歯は悪くなっており下の前歯が極端に伸びています。

新しい仲間と環境に何を感じていることでしょうか?
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お~い! よろしく~ 
と声をかけたいところなのでしょうが・・・
なぜか先輩たちはかまってくれない・・・・
若いボンちゃんの時は牝馬たちが取り囲んだものでしたが。
これがボンちゃん7歳、とケン爺さん28歳の差、なんだかなあ~

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というわけで特に争いもなく、平穏な仲間入りとなりました。

ケンちゃんの入厩については馬術部0B諸氏のご支援があってのことでした。
皆さまの気持ちが通じてケンちゃんが元気で過ごしてくれますようにできるだけのことをしていきたいと思っております。

ガリバーとヤマちゃんも28歳。
28歳トリオになりました。
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残念ながら今日は曇り空で寒かったですが、牧場のサクラも咲きました。
明日は晴れるかな!
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春は門出

またまた1か月がたってしまいました。

陸奥にもようやく春がやってきて、桜も咲きだしました。
が、お天気が今一つ、気温も上がったと思ったらまた下がり、お花見気分にはなりませんな~

そんな日が多いですが、昨日は青空も出たので写真、撮りましたよ~

ガリバー君トヤマちゃん、たぶん28歳同級生どうし。
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最年少ボンちゃん。
明日、新たな旅立ちを迎えます。
昨年競走馬を引退、色々紆余曲折しながらも大学馬術部で乗馬としても生活がようやく決定し、明日新天地へと行く事になりました。
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熟女たちにモテモテだったボンちゃん。熟女たちとも今日が最後のひととき。
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週初め、雨上りの放牧ではドロンコ熟女たちに囲まれておりました。
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ボンチャン争いでは若いリンゴに一歩譲った感のあったスモモさんも泥んこパック。
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泥んこでなんか文句ありますか~?
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河津桜の苗木を植えました。
シュルトン桜と呼びましょう。
小さな苗木も花を咲かせました。
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カタクリの花
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白いエンレイソウ。
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ボンちゃんの前途に幸多かれと祈ります!
まずは明日、馬運車に乗って青森に無事に到着しますように。
そして、ボンちゃんの替わりに馬術部を引退して我家にやってくる新人爺様が元気に来てくれますように。

仲間入りの儀式

昨年競走馬を引退し、第二の馬生を送る予定で冬の間だけお預かりしていたボンちゃん。
馬場の状態もよくなったので、先輩たちと一緒に放牧することになりました。

ボンちゃんはまだ6歳のセン馬になりたて。(?)
長身のイケメン君だから当然リンゴ、スモモおばさんたちが黙っているわけがありません。
中央の黒い馬体に青い無口がボンちゃんです。

なんか嫌~な予感がするぞ・・・
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ちょっと、ちょっと、ガリバー先輩、どこ行くんですか? 置いてかないで~
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あ~、ヤバイ! おばさん達から逃げよう・・・ って付いて来ないでよ~
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取り囲まれちゃったぞ~
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なんで 蹴りがくるんだ! ボク何にもしてませんから~!
(でもけっこうボンも応戦しておりましたよ)
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ガリバー君、まったく知らんぷり。
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ヤマちゃん、みんなが騒いでいるうちに、一人泥遊びをした後、居眠りです。
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4月半ばには新天地へ行ってしまう予定のボンちゃん。
おばさん達、残念だね!

命と向き合った冬

3月11日を迎えました。
ブログも長らく放置したままにようやく冬も終わりを告げ、春を感じられるようになってきました。

今年の冬は寒さが厳しく、降雪量はさほどではなかったのですが、溶けずに積もり続け久しぶりに根雪となり先週初めまで牧場は白い世界でした。

厳しい寒さのせいだったのか、この冬は命の現場に立ち向かう冬となりました。
年末から2月まで家族二人の入退院がありました。
その内、母が93歳の生涯を閉じることとなりました。
ポコ夫は自覚症状があまりないままに肺炎が進行して胸膜炎も発症し、1月半ばに退院しましたが、2週間後に再び入院、ようやく先週まず完治とのお墨付きをいただきました。

2月はどうも命に係わる出来事の多い月です。
養老馬の先駆けとなった秀浪の命日は2月11日、ポコ夫の落馬事故が起こったのが18日、お世話になった方が突然の病気や不慮の事故で亡くなっているのも2月。

そんな嫌な2月が終わり ようやく3月になり、落ち着くかと思っていたら、養老馬の長老シュルトン爺様の具合が悪くなりました。2月28日ごろから食欲がなくなり高熱が出ました。
そして昨日3月10日、34歳の天寿を全うしました。


その顛末と思いは 以下娘のフェイスブックから・・・


昨日、シュルトンが旅立ちました。人間で言えば100歳を優に超える34歳、フランス生まれ。

オーナーさんは、大学は違いますが私と同期の馬術部で、大学時代は試合などで顔を合わせていました。彼女は大動物の獣医さんになり多忙な日々を送り、さらには自分が大学時代に乗っていた馬を二頭も引き取るなど、同期とは思えない生き方に、すごいなぁといつも思っていました。

彼女は兵庫在住。シュルトンが熱を上げて、一度は獣医である自らが治療するためはるばる駆けつけてくださり、その後も昨日までの約1週間、こまめにこちらに治療の指示を送り続けてくれ、熱を上げてからの約2週間弱、一緒に戦い続けてくれました。

彼女は、最期まで諦めませんでした。
高熱が続き、食べることがほとんどできなくなったシュルトン。立っているのがやっとという状態で、思わずこちらが「もう休ませてあげた方が良いんじゃないか」と考えてしまうほどでしたが、彼女からは前向きな治療の指示が続きました。

シュルトンもその彼女の思いをわかっていたのか、普通の馬なら寝てしまいそうなところを、最期まで、本当に最期の最期まで、必死に立ち続け、生きることを諦めませんでした。

思えば去年旅立ったオリエントランは寝たきりになってしまった後も、最期まで食べることを諦めず、食べようとすることで私たちに「生きたい」ということを伝えてくれていました。シュルトンは逆で、食べられない分、立ち続けることで「生きたい」を伝えてくれていました。

というか、どちらも「生きたい」でなはく「死んでたまるか」という思い、本能なのかもしれません。

最期の最期、シュルトンは急に餌を食べようとし、草をくわえたまま崩れるように倒れ込んだと聞いた時、どうしようもない想いがこみあげ、涙が溢れてきました。なんて、すごいんだろう、なんて、強いんだろう。

生きたかった命
諦めてしまった命
諦めざるをえなかった命
自分ではない誰かが諦めてしまった命

先月、同居の祖母が旅立ちました。生前、「迷惑をかけずにコロッと逝きたい」と言っていた祖母だったので、延命治療をしないことを私たちは選びました。

お互いのために、それで良かったのだという思いと、本当にそこに望みはなかったのかという想いが、シュルトンを見ていたら少し戻ってきてしまいました。

人間の世界も、馬の世界も、最期の瞬間は自分の意思ではなく、他の誰かが決めざるを得ないことが多い。

そんな時、決断をする人は少なからず葛藤をするわけで、その時の判断が良かったのかどうか、その後も悩み続ける人も多いかと思います。

何が最善かはわかりませんが、向き合い続けること、逃げないこと、最期の決断をしたとして、その瞬間を見届け、一緒に戦ってあげること、そんなことが、もしかしたら大切なのかもしれません。

祖母の最期の最期の瞬間、一緒にいてあげたかったなと、今になって強く思います。

シュルトンは、最期の最期はオーナーさんと一緒に戦い続けた旦那が見届けました。オーナーさんも、最期には立ち会えませんでしたが、写真をくださいと、旅立ったシュルトンにもしっかりと向き合いました。

生きること
生かしてあげること
死ぬこと
死なせてあげること

生きたくても生きられなかったたくさんの命を思う今日という日に、改めて思います。

生きることも死ぬことも難しい
自分の最期を判断することになる誰かのためにも、お互いが後悔しないように、日々を大切に過ごすこと、つきなみな言葉ですが、それに尽きる気がします。そして自分が自分に諦めないこと。それは時に誰かの判断を悩ませてしまうかもしれませんが、私は、そうでありたい。

シュルトンが旅立ったと旦那から連絡があった時、「おつかれさま」以外の言葉がありませんでした。頑張りつづけたシュルトンに、遠く兵庫から戦い続けたオーナーさんに、2週間弱側で見守り続けた旦那と家族に、本当に心からの「おつかれさま」でした。

戦い続けることは苦しいこと
だけどその後には大切なことがたくさん残されています。

…そんなこんなで、今日は穏やかに過ごしている我が家です。
シュルトン、ありがとう。(以上引用)

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顔にも白いものが増えたシュルトンジジ様。


昨日はシュルちゃんの不調を知ったOBが遠路会いに来てくださったのですが、ほんの40分前に旅立った後の到着でした。
もう動かなくなって横たわっているシュル、でもまだ温かいシュルを愛おしそうに撫で、涙されるその姿に、10年以上も前に大学馬術部で関わった馬の事を今でも本当に大切に愛していらっしゃるかが解りました。
多くの方がたに愛されたシュルトン、お預かりした私たち家族にも多くの思い出と教えを残して旅だっていきました。
大好きだったシュルジジさま。本当にありがとう。


我家の家族の入院等々の時、シュルの闘病中、それぞれの現場で医師、看護師、救急隊員の方がた、獣医師、等々多くの方がたが真剣に命と向き合い適切な対応をしていただきました。
そういう方がたの姿とみて、私たち家族もそれぞれに迷いながらも逃げずに命に向き合うことがなんとかできたのではないかと思っています。

動物たちも含め家族が多いと、命と向き合う現場は必然的に多くなってしまうのは仕方がないこと、そしてそれが生きていくということ。

3月11日、この特別な日に思いを新たに・・・

















冬真っ最中

  雪が積もったね!
新雪はふかふかして気持ちいいね~
お母さん、遊ぼう!  
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お母さん、どこ~?
埋もれちゃったよ~ 
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あ~良かった! 
救出してくれてありがとう!
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先週は連日の雪で毎日10cmぐらいづつ雪は積りました。
ここ数日は降っていませんが、すっかり根雪になってしまった牧場です。
吹き溜まりは30cm位の積雪です。

乗馬会で歩くヒバ並木の走路もこのありさまで、本日の1月の乗馬会は中止となりました。

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日中、屋根の雪が溶けても気温が低いので凍ってツララとなり、こんなに長~くなりました。
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