ホースメイトの休刊に思うこと

ホースメイトという馬の雑誌が届きました。
社団法人日本馬事協会が馬事振興を目的に年3回の発行している雑誌です。
いろいろな馬にまつわる話題や歴史、世界中の馬と人の生活など写真もいっぱいで送られてくるのが楽しみでした。
それが来年3月発行予定の53号をもって休刊することになったと記されていました。
え~残念・・・

この雑誌は元は地方競馬全国協会からの補助金で平成2年12月の創刊され主に各地の図書館など公共施設に無料で配布されていました。
それが数年前から、有料になり、でも個人でも希望者は購読することができるようになりました。それで我が家でも購読していました。バックナンバーも取り揃えることができました。

さらに地方競馬は近年の厳しい経営状況からこの補助事業から撤退、かわって日本中央競馬会の在来馬保存紹介事業として発行することになりました。
今回その事業が終了する為、馬事協会独自の発行も難しいため、休刊ということになったようです。

地方競馬はどことも厳しい状況です。あちこちで廃止?という言葉が聴かれます。
各地の競馬場は経費削減や人を集める為の方策を練ってなんとか苦しい状況を切り抜けようとしていますが、以前として明るい兆しが見えてこないようです。

オッズパークで岩手・ばんえい以外の馬券も買ってみようかな、とハルウララが走っていた高地競馬を覗いたら、ここも賞金額がかなり減らされていてびっくりでした。
一着賞金が、9万円、10万円、11万円まで、特別レースなど通常はないようです。
5着賞金になると5000円にも満たない、一生懸命走ってそれだけしかない、悲しすぎる・・・
岩手もばんえいも低いけれど一応特別レースとかは必ず1レースはあって賞金もアップしますが・・・
中央競馬も厳しくなっているとはいうものの、この地方競馬からみたら天国みたい、賞金の額も桁が数個違うものねえ。かかる経費も違うだろうけれど、馬の値段も桁違いだろうけど、でもね、同じ馬と人が走ってるんだよ、この格差なんとかできないものだろうか?

競馬以外でも地域格差はどんどん広がって田舎は滅亡寸前、というのも過言ではないです。
娘は「限界農村」なるものを大学で調査しているらしいですが、これは過疎化が進んで老人ばかりになり消滅しかかっている村のことを言うらしいです。
人口の減少は経済の衰退にも繋がって地方はどんどん苦しくなっているようです。

ホースメイトも始めから補助金で運営されてきたので、独自で発行するすべを知らなかったのでしょうね。オールカラーでとてもよい雑誌だったので馬に興味のある人ならお金を出しても欲しいと思うのです。馬事協会も企業とは違うので面倒なことをして販売しなくてもよいと言う判断だったのでしょうか。本当に馬事振興の為に発行しようとしていたのなら採算も考えて補助金なしでも続けていけるような発行の仕方を考えてほしかったと思います。

地方都市も国の補助金とかあてにしないで独自で地域の特性を生かして生きていく方策を考えなくてはいけないのでしょうね。岩手競馬もかつてはアラブ種が主体であったのが中央の影響でサラブレッドオンリーの競馬になってしまいました。岩手は岩手の特色を残しておいてもよかったのではないかな?と思います。
今回のホースメイトでは在来種の御崎馬やばんえいの歴史が取り上げられていました。
どんどん時は流れ、世の中も変りますが、在来の伝えて守っていかなくてはいけないことも大事にしなければと思いますが。ちょっと歩みを止め、また戻ることも必要かな・・・

(写真は盛岡動物公園の在来種の馬 と何故かラマ)
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この記事へのコメント

おがわじゅり
2007年12月08日 18:46
ホースメイト休刊しちゃうんですか~。
いや、読んでいた訳じゃないのですが前にいた
クラブに置いてあって読んだのですが
かなり面白いですよね~。
乗馬の競技会の結果だけがずらーーーっとなっている
本よりよっぽど面白かったのに…。残念です…。
パカ子
2007年12月09日 17:40
じゅりさん、本当に残念ですね。もともと商業ベースの本ではないのでしかたないですが。
興味深いいろいろな馬の記事があって写真もカラーで楽しめたんですが。図書館でこの本を見つけた時はうれしくって借りたんですよ。いつか復活してほしいですね。

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