ドアをかじる犬とメンコを付けた馬

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昨日、土曜日の午後はハンズ利用者の乗馬会であった。
今回は少し‘乗馬’にチャレンジしてみようというグループの人たちである。
 ‘自分で馬を動かす’ということを意識して乗馬をしてみる。みんなけっこう真剣である。

最後の騎乗が終わる頃から空模様が悪くなってきた。
これは来るぞ!
雷もだんだん近くに聞こえてきた。
隣のゴルフ場からは、プレーの中止を呼びかけるアナウンスが聞こえてきた。

みんな乗り終わって帰るころにザーッととうとう降ってきた。と同時に雷も・・・
これはプーコがまたたいへんだ!
プーコは我が家の犬であるが最近とみに雷が苦手になった。雷が鳴ると異様に怯えて家の中に入りたがる。
ドアに開けたネコの入り口から無理やり入ることを覚えて何回かこれまでにも入ってきていた。
今回もやはり・・・だ。
しかも、プーコも考えたものだ。
狭い入り口を拡幅しようとなんとドアを食いちぎっていた。

そうして家の中に入ってきても落ち着かない不安げなプーコである。
昔はこうでなかったはずだ。
なんで雷が恐くなったか?そこで気がついた。
昨年、プーコは三半規管の病気で眼球が揺れ続け、ひどいめまいで歩けなくなった。
治療の結果少し聞こえが悪くなり、右に傾きぎみだがほぼ完治した。
プーコの病気
冬一番、嵐の日の事件

その発病の日、ものすごい雷がなる嵐だったのだ。
雷に打たれてそんな症状がでたのかな?と思った記憶がある。
きっとプーコは雷が来るとまた、あのひどい状況になる、もしくはひどい状況であったことが思い出されて恐怖にかられるのだ。
雷のトラウマである。

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乗馬で活躍してくれるダイヤもトラウマがあるらしい。
ポニーに似合わないメンコ、しかも後が見えないように遮眼帯までついているメンコをなぜ付けているのか?
ダイヤは5年ほど前我が家にやってきた。
最初乗ってみると とても乗り手の動きに敏感、というか乗り手が手を上げたりすると走り出したりして制御できない。少しずつ馴らそうとしたが、だめだった。
これでは子供たちを乗せるのは無理である。

その問題を解決したのがもの遮眼帯付きメンコだった。
乗り手が見えなければ、全然平気だった。
しかし、後からの大きな物音はやはり苦手である。

これもきっと過去の何か、ダイヤにとって恐怖や苦痛を覚える経験によるトラウマなのだと思う。
馬は大変記憶力のよい動物である。
他の動物もそうであるだろうが、嫌な記憶はぜったい消えない。
いくらもう大丈夫だからといっても通じるはずもない。

だから、こういったトラウマをもっている動物(人も)にはそのことをこちらがよく理解してあげて対処するしかないだろう。

そこで最近問題になっている 赤ちゃんポスト を思った。
3歳にもなった子供さんが入れられていたという。この子はどんな思いで狭いケースの中にいたのだろう?
子供さんが成長してケースに入っていた意味を知ったときの思いは・・・・・
その思いは我々大人の想像を越えるものだと思う。
そしてその思いはきっと一生消えることはないのではないだろうか?
悲しい、悲しいことである。

だれもがこんな恐怖や悲しいトラウマを持つ事無く生きていけることを願いたい。

今、我が家で一番なんのトラウマもなさそうなのは、ネコである。
家に入ってきた、不安げなプーコと鉢合わせ!
あんた、なんで入ってきたの?えらそうな態度である。
まあ、そういわずに仲良くやってね。
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この記事へのコメント

とばちゃん
2007年05月21日 08:33
犬も馬もそして人も命ある生き物は根ではなにか繋がってる場所があるんでしょうか。だから逆に理解できるのかな・・・でもネコの写真には笑えてしまいました。遮眼帯・・・競馬などでもよくつけてる馬を見かけます。無知とは恐ろしいもので、アクセサリ-とばかり思っていましたが、やっと分かりました。
ポコ夫
2007年05月21日 20:08
とばちゃんへ  犬の雷恐怖症は私が子供の頃に飼っていた犬が年寄りに成ってから今のプーコと同じように恐がる様に成り、近くの家に上がり込んで、震えているので迎えに来てくれと電話が来た事もありました。
ダイヤの遮眼帯付きのメンコ、これを付ける事で 良い事がもう一つ、それは 人を頼るようになり、リードロープ無しでもリーダーのそばについて行動してくれるのです。リーダーが走ればダイヤも走り、止まればダイヤも止まる。始めて見る人は、調教の素晴しさに驚きます。少しは調教しましたが、メンコの影響が大である事は事実です。・・・内緒にしてた方が良かったかな?
ヒロ
2007年05月22日 12:01
こんにちは。驚きました!プーコさんの病気は6年前に亡くなった老犬のムーと同じです。眼球がグルグル回りだし気付いたわたしのほうがその症状に腰が抜ける程動転したことを思い出しました!プーコちゃんと同じような治療をしたと思いますが病院にしばらく入院となりました。  プーコちゃんは雷が怖くて必死で猫さんの入り口からおとうさんの傍らまでやって来たなんて泣かせます!どうかお大事にネ!  ポニーのダイヤさんも(メンコっていうんですか?あれ?)それをつけることで気持ちが楽になったんでしょうね!お馬の怖がりをマスクのような色々なタイプの顔に被すものを見たことがあります。それによって不安な気持ちが解消されて人を乗せることもできて、ダイヤさんはパカポコ牧場に来て気付いてもらえて本当に良かったと思います!
パカ子
2007年05月22日 20:28
ヒロさんちのワンちゃんもそうだったんですか!
老犬によく発病するらしいですね。
びっくりしますよね、あの眼球の動きには!
あれが自分に起こったらと思うと恐怖ですよね。
プーコは入院せずに毎日点滴に通いました。
今は落ち着いていますが再発することもあるらしいので心配です。
人も動物も老いると色々な事が起こりますね。

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